SixTONESの"エモい"話。後編。
前回のブログではSixTONESのメンバーからグループ結成までのお話をしました。
今回はその続きです。
まず、SixTONES結成直後から。
実は筆者はこの頃、当時他に推していたJrが退所してしまったショックもあり、ジャニーズJrの界隈から少し距離を置いていました(これもきっとJr担あるあるだと思います)。
それでも聞こえてくる、バカレア復活の知らせ。
でもその時の彼らの評判というと、正直、いいものばかりとは言えませんでした。
「バラバラ」「なってない」「なんか生意気」そんな言葉が、目立っていたように思います。
そして私も、復活を祝う気持ちはあるものの、当時の彼らにはそこまで心惹かれるものを見出すことが出来ませんでした。
あの曲に出会うまでは。
そう、「Amazing!!!!!!」です。
今やSixTONESの代表曲となったこの曲に衝撃を受けた方は、当時きっと私の他にも沢山いたと思います。
それくらい、圧倒的だった。
SixTONESが見せたいSixTONESを、あれほどまで完璧に表現しきった曲があるのか。
それまでは少し迷走気味に見えたSixTONESが、自分たちの進みたい方向を明確に示してきた感がありました。
ならば。
着いていきたいと思うのがヲタクです。
私がSixTONESの船に完全に乗ったのは、この時だったような気がします。
しかしまだまだ苦難は続きます。
あの1曲を得たことで間違いなく勢いをつけたSixTONESですが、それでも明るい未来を確信できる状況ではありませんでした。
Mr.KING、Prince、HiHi Jet、東京B少年など、彼らの後輩にあたるフレッシュなJrたちが前列で華々しい活躍をする中、
SixTONES、Snow Man、TravisJapan、Love-Tuneの「兄組」は、根強い人気を誇りながらも、後輩の後ろでマイクも持たず、ひたすらプロとしてのパフォーマンスに徹するということが珍しくありませんでした。
実際その後King&Princeは晴れてデビューを果たし、
HiHiB少年は人数や名前を変えてさらに勢いを増し、
Love-Tuneは「一斉退所」という大きな大きな決断をくだしました。
その激動の中、当時のスト担さんたちは「SixTONESはデビュー出来るのだろうか」という不安を常に抱えながら、
それでも虎視眈々と、自分たちの番が回ってくるのをじっと待っていたのです。
そんな中で、YouTubeは始まりました。
開設当初のスト担さんたちの、
「ここから6人を押し上げよう」
という気迫は、どのグループにも負けていなかったと自負できます。
再生回数にとにかくこだわり、運営側へのアプローチを欠かさず、雑誌やテレビ番組へのアピールにも本気で取り組みました。
事務所が推してくれないなら、私たちが押し上げるしかない。
彼らの実力と需要を、SNSを武器にただただ発信し続けました。
そしてSixTONES本人たちも、その働きかけに対する感謝の気持ちを、あらゆる場面で私たちファンに伝えてくれました。
(プレッシャーもあっただろうに。。。ファンへの気配りも欠かさないとは。。。そういう所ですよね。。。。)
そして、「番」は回ってきたのです。
2018年10月29日。
ある朝突如東京品川駅に掲げられた巨大ポスターをTwitterで目にした私は、通学途中の電車の中で、思わず涙を流しました。
ジャニーズをデジタルに放つ新世代。
SixTONESの圧倒的再生回数に目をつけたYouTube運営側からの、直々のオファーだったといいます。
エモすぎる(号泣)。
SixTONESとスト担が互いの声に応えあった結果がこんなに大きな躍進を生むとは、正直想像していませんでした。
そこからはありとあらゆるメディアがSixTONESを取り上げ、
相変わらずスト担さんがそれを盛り上げ、
SixTONESはそれに私たちの予想以上の形で応えてくれました。
不安になることもあったけど、
この「番」はもう逃すまい。
誰もが必死でした。
そして8月8日。
やっと、
念願のCDデビューが発表されましたね。
その付近で飛び交った不満や憶測は後で見返してやるとして(私も結構怒りました)、とにかく舞台は整ったわけです。
ここまでこれだけの苦難を乗り越えてきた彼らなら、そしてそれに着いてきたスト担なら、
「「「絶対大丈夫だと思いませんか?」」」
1月22日。ここからが新しい物語です。
とことん、頑張ってやりますよ。
きょもがSixTONESを代表してジャニーさんに贈った言葉通り
「原石がいつの日か際限ない輝きを放つ」のを、
是非とも見たいですからね。
読んでくださり、ありがとうございました。