美の女神の本気"きょもほく"論
こんにちは、塩糸です。
今回は、我らがSixTONESの大人気コンビ
きょもほく
について、お話したいと思います。
まず始めに、きょもほくに対する私のスタンスをお伝えしておきます。
私は、なんとも歯がゆく甘酸っぱい"元ビジネス不仲コンビ"としてではなく、
ただただきょもと北斗くんが好きすぎる
という理由できょもほくが大好きです。
SixTONESを好きになった当初、推しを決めるのに最後の最後まで悩んだのがこの2人でした。
そんな私がこの2人について特に魅力的に感じている点を簡単にまとめますと、
・圧倒的美しさを誇りながら
・自身のビジュアル力に甘んじることなく
・自分らしい表現を突き詰めている
ところです。
ということで今回は2人の関係性の話ではなく、
この美青年たちが自らの表現においてどんな輝きを放っているかについて、あくまで個人の意見として、書いてみたいと思います。
まず、ビジュアルについて。
美しすぎる(震)
美の女神が持てる力を最大限注ぎ込みましたみたいな顔面力………圧倒的………
さまざまなタイプの美男揃いのジャニーズアイドルの中でも、この2人は特に「浮世離れした美しさ」的なジャンルに属すると思います。
古今東西、誰が見ても「美しい」顔。
触ったら壊れてしまいそうな透明感を持つきょもと、近寄り難さすら感じてしまう"刺すような"美を放つ北斗くん。
2人とも、内面の繊細さがそのまま滲み出ているような印象ですよね。
だからこそ、彼らの「表現」は美しいで済まされない質量を持っているんだと思います。
ここからは1人ずつ見ていきます。
まずは、きょも。
先程「触ったら壊れてしまいそうな」と表現した彼の美しさですが、その見た目とは裏腹にしっかりと通った芯の強さも、彼の魅力だと思います。
さらに言うと、もとから強かったというよりは、繊細な自分と正面から向き合い、壊れないように必死で弱さと戦っているようなイメージ。
だからこそ、彼はルドルフになれたわけではないでしょうか。
孤独の中でずっと自分と戦ってきたからこその強さと、その奥底を支配する圧倒的ナイーブさ。
間違いなく強いは強いんだけど、実はそれをギリギリのところで必死に保っているような、儚くて危うい感じが彼のルドルフ皇太子だと思います。
そしてこれは彼の書いた楽曲にも、似たような傾向が見られますよね。
賢さを ただ従順さを
必要とされたらもう用はない
ここまではなんか孤高って感じで強そうなのに
また傷口が開く前に
直後にこんな言葉が来るんですよね。。。。
なんか、ずるいなぁ、、、、、。
女性が本当に「守ってあげたい」と思ってしまうのは、ただ弱いだけの王子さまじゃないんですよね。
着いていきたい、けど守ってあげたい
彼の演技や歌には、そんな魅力があると思います。
次は北斗くん。
私は、彼について先程述べた"刺すような美"は、きょもとは逆に、「弱さを弱さのまま持っている」ような表現にあると思っています。
繊細で弱いところを、そのまま持ち続ける。これが自分だと大きな声で言って、自らちょっと傷ついてみる。
そんなイメージ。
そんな人ってなかなかいませんよね。
だからこそ、見ている側は彼の中に自分には到底理解出来ないような、凄まじいエネルギーを感じ取ってしまうのではないでしょうか。
そして、そんなイメージがぴったり重なったのが伊達翼くんでした。
悲しい記憶を一切捨てることなく真実を追い続け、時には脇目も振らず感情を露わにするようなキャラクター。
まず普通の人だったら、悲しい思い出を甦らせてしまうピアノなんて辞めてしまうと思います。でも彼はそれと向き合い続けたわけですね。
だからこそ、「守ってあげたい」というよりは、「もっと知りたい」「どんなことで苦しんでいるのか理解したい」「なんなら一緒に傷つきたい」みたいな、そんな感情を抱きかねない魅力があると思います。
そしてあくまで自論ですが、北斗担がよく「心中」という言葉を使うのも、そして確かにそれがしっくり来てしまうのも、なんとなくそんな感情が乗っかっているような気がします。
以上が私の思う2人の「儚さ」の中身の違いです。
ここまで考えて改めて2人を並べてみると、彼らが似たような空気感を持っているようで、同時に真逆な印象を持たれがちな理由が少しわかったような気がします。
また、余談ですが、弱いなら変わるべきだという考えは少し西洋的で、そのままの自分を感じ取ってみるというのはどこか日本的な思想によく見られる傾向だと思います。
まぁきょもほくは見た目も西洋と日本、って感じだからそこは気のせいかも知れませんが。
いかがでしたでしょうか。
あくまでも表現から感じ取るものであって本人たちの心の中が実際どうなのかはわかりませんが、これが私の思うきょもほくです。
そしてここまでは2人をいち表現者として分析してみたわけですが、ここでこの2人が同じグループに、SixTONESにいることを思い出してみます。
それって、なかなか強いと思いませんか。
これは本人たちもよく口にすることですが、一口に「美しい」「切ない」と言っても、自分とはまったく別の解釈で表現をする人が常に隣にいるというのは、何だかとても素敵なことだと思うんです。
「ずっとその背中を見せてね」
北斗くんがきょもに言ったこの言葉が表すように、これからソロ曲を出したり、お芝居の仕事をするたびに、2人はとてつもない感受性を持って互いの表現を感じ取るはずです。
なら、その先を是非とも見てみたい。
これからますます輝きを放っていくであろう2人の表現者を、ずっと追いかけていたい。
そんなことを、考えてしまいます。
読んでくださりありがとうございました。
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