「SixTONES」を考える
こんばんは、塩糸です。
ついに、
ついに、「デビュー組」としてのSixTONESで、結成日を迎えることができましたね。
本当におめでとう。
粘りましたね。
今日は、これからますます大きな世界に出ていくSixTONESの魅力や強さを、私なりの視点からご紹介していきたいと思います。
これから先、SixTONESが彼らの宣言通り、とんでもない国民的スターになったときに、その理由を忘れない為に。
少しだけ、お付き合いください。
皆さんは、何をきっかけに「スト担」になりましたか?
私は、たまたま見かけたAmazing!!!!!!のパフォーマンスがきっかけでした。
あぐらから始まる奇抜な魅せ方も、
背中を見せながらの「We are SixTONES」も、
それぞれがそれぞれの方角を向いてどっしり構えるラストシーンも、
あまりに、衝撃的でした。
そしてその衝撃が、新しいパフォーマンスが出る度に更新されることで、ますます彼らに魅了されていきました。
JAPONICA STYLEの小物を使った華麗なパフォーマンスも、
AFFECTIONの椅子を使ったパフォーマンスも、
WATER DANCEのライトパフォーマンスも、
ファンだけでなく、深夜にたまたま音楽番組を付けていた外部の方たちにまで衝撃を与えたRAM-PAM-PAMも。
どれも、絶対にかぶらない。
同じ衣装でも、着こなしや演出の工夫によって全然違う印象にしてしまう。
その最たる例が、今やSixTONESライブの定番ともなったRemix Medleyでしょうか。
これはジャニーズJr.のパフォーマンスとしては、「異質」とも言えると思います。
もちろん、オリジナル曲をたくさん持っている人気グループだからこそ出来る「贅沢」とも言えるでしょう。
でも、いくら人気グループと言えど、彼らはまだまだジャニーズ「Jr.」でした。
映像として残る限られた機会の中で、自分たちの魅力をぎゅっと詰め込むにはどうするのが正解か。
次々と新しい曲が貰えるわけではない立場で、ファンに新鮮な気持ちで楽しんでもらうにはどうすればいいのか。
その答えの1つとして、あの魅せ方があったのではないかと思うのです。
今まで自分たちを知らなかった人がたまたま目の前を通り過ぎるその一瞬のうちに、持っている武器を全てアピールしたい。
そんな逞しくも貪欲な策があるからこそ、YTFFで放ったジェシーの言葉が効いてくるんだと思います。
「Everybody, search "SixTONES",
then you guys love it, the world gonna love it.」
"まずはSixTONESを見てくれ。そしたらきっと僕たちのことを好きになってくれるはずだから。"
とにかくまずは、存在を知ってもらうこと。
そして知ってもらったからには、その人たちを「抱きしめて離さない」こと。
その結果はデビューを果たした今、着々と実っていっていますね。
「すごい大物が出てきたな」
「この新人すごいな」
そんなツイートを見かける度に思うのです。
「そんなの、きっと彼らはとっくの前から計算済みだよ」と。
次に進みましょう。
パフォーマンス以外の面で欠かせない強みといえば、やはりトーク力でしょうか。
これは以前にも「SixTONESのバランス」というタイトルで細かく分析しましたが、
SixTONESにいたからこそ鍛え上げられたMC力も、
「1人で」真ん中に立つことを知っている末っ子たちの、兄たちに見せる自由奔放な姿も、
一人っ子特有の独特な感性と柔軟な発想も、
素人だった自分をずっと育ててくれた場所で培った職人技も、
チーム戦の楽しさを知ってしまった一匹狼も、
長い長い歴戦の中で手に入れた、自分だけの武器をたくさん持っています。
そしてお互いがお互いの武器の性能をよく理解しているからこそ、あの圧倒的なチームプレーが可能になっているわけですね。
だからこそ、
「SixTONESは内側を向いて輪になってお互いを見つめているようなイメージじゃなくて、
外側を向いて輪になって、背中にメンバーの存在を感じながらそれぞれの方角を向いているようなグループ」
「団体競技で1位を取るよりも、それぞれが得意な分野で戦って、6個の金メダルを持ち帰ってくるようなグループ」
樹くんのこの表現は、あまりに的確だと思いました。
(しかもたまにMC役を他の人がやってみたりして、私たちを飽きさせないところも素敵)
そうやって自分たちのことをきちんと理解して「賢く」生き残ってきたということが、今になってSixTONESを「大型新人」たらしめているのではないかと、私は思うのです。
長い長い下積みの時代。
隣にいた同期が突然姿を消しても、
後輩の背中を見て踊ることになっても、
やっと掴んだいろんなチャンスが半分になってしまっても。
その時与えられた環境の中で、6人全員で生き残ってきた彼らだから。
キャラも、髪色も、魅せ方も、役割も、
きっと最初に思い描いたものとは少し形が違えど、今では最強の武器になっているはずです。
そしてその武器は、これからもきっと、6人が6人でいることを守ってくれるはずです。
だから。
だから、ずっとずっと6人で笑っていてください。
SixTONESなら大丈夫。
歴戦の勇者である過去の自分が、
自分にない武器を持つ5人が、
そして
一番の味方である私たちファンが、
これからもずっと隣で、あなたの背中を叩いてくれるはずだから。
改めて、結成5周年おめでとう。
読んでくださりありがとうございました。